アメリカ人のコーヒー、1日のカロリーが43→60kcalに 増えた主な原因は非乳製品クリーマー(Tufts大)

戦士諸君、毎朝のコーヒーに何を入れている? 米国タフツ大学フリードマン栄養科学・政策大学院の研究チームが、アメリカの大人がコーヒーから取るカロリーが増えていたという分析を発表した。同大学が2026年10月20日に公開した発表(Tufts Now)と、EurekAlert!に掲載されたリリースをもとに紹介する。論文は学術誌「Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics」に10月19日付でオンライン掲載された。

調べ方

  • 米国の全国健康栄養調査(NHANES)の2003〜2018年、8回分の調査データを分析
  • 対象は、米国を代表する20歳以上の大人 約3万人。1人につき2日分、前日24時間に食べた物・飲んだ物を思い出して答える方式

分かったこと(発表による)

  • コーヒーを飲む量は1日約13オンス(約380mL)で、ほぼ横ばい
  • 一方、コーヒーから取るカロリーは1日43kcalから60kcalに増えた
  • 2018年、コーヒーに加える物の中でカロリーが一番多かったのは非乳製品クリーマー(1日18.5kcal。2003年は7.71kcal)。次いで砂糖(16kcal)、牛乳(11kcal)
  • 非乳製品クリーマーの量は1日3.37gから8gに増えた。牛乳と、砂糖・甘味料の量には、統計的に意味のある変化はなかった
  • 重さで見ると、2018年に一番多く加えられていたのは牛乳(1日21.4g)

このほか、睡眠時間が短い人や労働時間が長い人は、そうでない人よりコーヒーを多く飲む傾向も見られたという。

研究者の話(要約)

筆頭著者のYongyi Pan氏(同大学院の博士課程)は、コーヒーのカロリーへの寄与で、非乳製品クリーマーが砂糖と牛乳の両方を上回ったと説明。非乳製品クリーマーには飽和脂肪が多くカロリーの高い物もあり、近年、消費者が植物由来の物や乳製品の代わりを求める中で、人気が高まっていると述べている。上級著者のFang Fang Zhang教授は、コーヒーはいくつかの健康上の利点との関連が報告されている一方、砂糖やクリームと一緒に飲まれることが多く、添加糖や飽和脂肪の摂取が増え得ると指摘している。

注意点

データは本人の申告(思い出して答える方式)にもとづくため、日によって食べる物が違うことなどによる誤差が入り得る。研究チームは推定の精度を上げる工夫をしたとしている。この研究が調べたのは、コーヒーに何をどれだけ加えているかの変化だ。

SPU的視点

数字で見れば小さな差でも、毎日となれば積み重なる。カロリー管理をしている戦士は、コーヒーそのものより「何を入れているか」に目を向けてみよう。バルクんも今朝は、マグカップをじっとのぞき込んでいる。今日もパンプ!

出典:
Tufts Now「Americans Are Putting More Additives—and Calories—in Their Coffee」(2026年10月20日)https://now.tufts.edu/2026/10/20/americans-are-putting-more-additives-and-calories-their-coffee
EurekAlert!(Tufts University)「Americans are putting more additives—and calories—in their coffee」https://www.eurekalert.org/news-releases/1148541
論文:Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics(DOI:10.1016/j.jand.2026.156908)

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