戦士諸君、「超加工食品」という言葉、説明できるだろうか。米国心臓協会(AHA)は2026年10月12日、超加工食品についての米国の世論調査の結果を発表した。言葉はほとんどの人が知っているのに、よく分かっている人は少ない、という結果だ。
調査の方法
- 調査会社The Harris PollがAHAの依頼で、2026年6月16〜18日にオンラインで実施した。
- 対象は18歳以上の米国の成人2,007人。誤差の目安は±2.7ポイント(95%)。
- 研究論文ではなく、意識を聞いた世論調査だ。
主な結果
- 「超加工食品」という言葉を聞いたことがある:90%
- この言葉を「とてもよく知っている」「非常によく知っている」:35%
- ある食品が超加工食品かどうか見分けられる自信がある:72%
- この言葉をほかの人に説明できると思う:66%
- 超加工食品を避けようとしている:71%
- 「超加工」と表示された食品は不健康だと思う:76%
- 「超加工ではない」と表示された食品は健康的だと思う:62%
よく知っているのは35%なのに、見分けられる自信がある人は72%。AHAは発表のタイトルで、超加工食品についての人々の理解は「限られている(limited public familiarity)」と表現している。なお、この調査は実際に見分けられるかどうかは測っていない。
AHAの立場
- AHAは、米国政府(行政管理予算局)に対し、超加工食品の連邦としての定義案をこれ以上遅らせずに公表するよう求めている。はっきりした定義があれば研究が進み、栄養と健康を話し合う共通の枠組みになるとしている。
- AHAが2025年に出した科学的勧告では、多くの超加工食品を含む食事が、食事の質の低下や、心臓病・脳卒中などのリスクの高さと関連するという証拠が増えているとした。こうした食事は、塩分・砂糖・飽和脂肪が多くなりがちだという。
- AHAは、食品パッケージの表面に栄養表示をつけることの義務化も求め続けている。
SPU的視点
「知っている」と「分かっている」は別物だ。ベンチプレスも、名前を知っているだけでは重さは上がらない。食事も同じで、何となくのイメージより、表示や中身を自分の目で確かめる習慣が大事だ。言葉の雰囲気に流されず、食べる物を選べる戦士になろう。今日もパンプ!
出典:American Heart Association「Consumer polling reflects limited public familiarity with ultraprocessed foods」(2026年10月12日)
https://newsroom.heart.org/news/consumer-polling-reflects-limited-public-familiarity-with-ultraprocessed-foods