ISS、米国の船外活動が100回目・101回目へ 最後のIROSA(追加の太陽電池)を取り付け、電力は約215kWに

戦士諸君、宇宙ステーションで節目の船外活動が近づいている。NASAは2026年10月14日、米国の船外活動の100回目と101回目について、事前の記者会見を開くと発表した。

日程と担当(NASAの発表による、米国時間)

  • 100回目:10月29日(木)/101回目:11月5日(木)
  • 担当:NASAのアニル・メノン飛行士と、カナダ宇宙庁(CSA)のジョシュア・クトリク飛行士。ISSのクエスト・エアロックから出る。
  • ISSを支える船外活動としては、通算285回目と286回目にあたる。
  • 予定の段階なので、日付は変わる可能性がある。

何をするのか

  • 100回目で7枚目のIROSA(ISS Roll-Out Solar Array=ISSに追加する巻き取り式の太陽電池)を電力系統「2A」に、101回目で8枚目、最後のIROSAを「3B」に取り付ける。
  • NASAによると、8枚がそろうと、使える電力は160キロワットから約215キロワットへ、最大30%増える。
  • NASAは、この電力がISSを安全に計画どおり軌道から外す運用(デオービット)にも使われるとしている。

IROSAはDragonで届いたばかり

  • NASAのISSブログ(10月14日)によると、太陽電池はDragon補給船の与圧されていない「トランク」部分に積まれて運ばれた。
  • SpaceXの補給ミッションCRS-35のDragonは、10月13日午前6時33分(米東部夏時間)に打ち上げられ、10月15日午前10時27分(日本時間15日午後11時27分)にISSのハーモニー・モジュールにドッキングした(NASA ISSブログ、10月15日)。11月中旬まで滞在する予定。

事前の記者会見

  • 10月20日午後2時(米東部夏時間、日本時間21日午前3時)、ジョンソン宇宙センターから。地球低軌道プログラムのガウラン・パテル氏と、船外活動フライトディレクターのギャレット・ヒーン氏が説明する。

SPU的視点

宇宙服を着て、巨大な太陽電池を何時間もかけて取り付ける。船外活動は、宇宙でいちばんハードな「全身トレーニング」だ。100回という数字は、一回一回の積み重ねの証。バルクんも腕立て100回を目指して、宇宙をパンプアップ!

出典:
NASA「NASA to Host News Conference Previewing US Spacewalks 100, 101」(2026-10-14)https://www.nasa.gov/news-release/nasa-to-host-news-conference-previewing-us-spacewalks-100-101/
NASA ISSブログ(2026-10-14)https://www.nasa.gov/blogs/spacestation/2026/10/14/crew-preps-for-dragons-arrival-during-vision-and-robotics-research/
NASA ISSブログ(2026-10-15)https://www.nasa.gov/blogs/spacestation/2026/10/15/spacex-dragon-docks-with-science-supplies-and-roll-out-solar-arrays/

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