戦士諸君、朝晩が冷えてきて、そろそろ石油ファンヒーターや石油ストーブを出そうか、という家もあるだろう。シーズンの使い始めは、点検のタイミングだ。消費者庁が2023年に公表した注意喚起「シーズン初めの石油ストーブ安全大作戦」と、暖房機器メーカー・ダイニチ工業の公式FAQをもとに、使う前に確かめたい点を紹介する。
使う前の5つのチェックポイント(消費者庁)
- 「ほこりがたまっていれば取り除く。」
- 「対震自動消火装置が正しく作動することを確認する。さらに、石油ストーブの場合は、燃焼筒が正しく取り付けられていることを確認する。」
- 「燃料は新しい灯油を使い、昨シーズンの灯油は使わない。ガソリンの誤給油を防ぐための対策を徹底する。」
- 「カートリッジタンクの給油口蓋が確実に閉まっていること、漏れがないことを確認する。」
- 「機器と周囲の壁や可燃物との十分な距離が確保できていることを確認する。」
消費者庁のページでは、NITE(製品評価技術基盤機構)に通知があった製品事故情報で、2018年度から2022年度の5年間の石油ストーブ等(石油ストーブと石油ファンヒーター)の事故は269件あり、調査が終わった233件のうち、誤使用・不注意による事故が115件と最も多かったと紹介している。
昨シーズンの灯油、使っていい?(ダイニチ)
ダイニチのFAQでは、「昨シーズンの残った灯油を使用したい」という質問に、「使用しないでください。」と答えている。理由として、「変質灯油(持ち越した灯油など)や不純灯油(灯油以外の油、水やごみが混入した灯油など)などの不良灯油を使用すると異常燃焼や故障の原因になります。」と説明している。
中のほこりは、自分で分解しない(ダイニチ)
ファンについたほこりの掃除について、ダイニチは「お客様自身で内部を分解しての掃除はできませんので点検・掃除(修理)が必要となります。」としている。油フィルターの掃除は、取扱説明書の該当ページを見るよう案内している。お手入れの方法は機種ごとに違うので、まずは手元の取扱説明書を確認しよう。
SPU的視点
筋トレでも、シーズン明けにいきなり重いバーベルは持たない。フォームとウォームアップの確認から入るのが鉄則だ。暖房器具も同じで、使い始めの点検が、冬を安全に過ごす第一歩になる。バルクんも今日は、ヘルメットのほこりを払ってから冬支度。今日もパンプ!
出典:
消費者庁「シーズン初めの石油ストーブ安全大作戦~5つのポイントで火災事故を防ごう!~」(2023年10月26日)https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_072
ダイニチ工業 よくあるご質問「昨シーズンの残った灯油を使用したい」https://www.dainichi-net.co.jp/support/faq/fh/fh43.html
ダイニチ工業 よくあるご質問「ファンについているほこりを掃除したい」https://www.dainichi-net.co.jp/support/faq/fh/fh1517.html
ダイニチ工業 よくあるご質問「油フィルターの掃除方法について知りたい」https://www.dainichi-net.co.jp/support/faq/fh/fh44.html