戦士諸君、体を動かす力は、心の調子にも届くかもしれない。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)は2026年10月13日、運動が更年期の女性の気分と生活の質(QOL)を改善する可能性がある、という研究を発表した。学術誌「Menopause」に掲載された。
どんな研究か(UCLの発表より)
- これまでのランダム化比較試験(RCT)12本をまとめて分析した、系統的レビューとメタ解析。
- 対象は、ブラジル、中国、チュニジア、インド、イラン、韓国、米国の7か国の、閉経の前後から閉経後早期の女性。合計1,000人を超える。
- 運動の例は、週3回・30分のウォーキング、週2回・75分のヨガなど。
分かったこと
UCLの発表によると、
- ウォーキング、ズンバ、エアロビクス、ダンス、テコンドーといった有酸素系の運動が、抑うつ症状の軽減と、全体のQOLの改善で最も強い効果を示した。
- ヨガ、太極拳、ピラティス、ストレッチといった心と体を整える運動は、心理面のQOLを大きく改善した。
- 効果は、閉経後早期の女性で特にはっきり表れた。
注意点
- 研究ごとのやり方のばらつきが大きく、多くの研究でバイアスのリスクが高いと、著者ら自身が指摘している。
- 筋トレだけの効果を調べた研究ではない。
SPU的視点
バーベルだけがトレーニングではない。ウォーキングもダンスもヨガも、続ければ心と体の両方に効いてくる可能性がある。更年期は体も気分も揺れる時期だ。家族や仲間が「一緒に歩こう」と声をかけるのも、立派なスポットだ。今日もパンプ!
出典:
EurekAlert!(UCL)2026年10月13日 https://www.eurekalert.org/news-releases/1147113