戦士諸君、星になれなかった天体の話だ。NASAは2026年10月8日、宇宙望遠鏡SPHERExが近くの褐色矮星37個を観測した成果を発表した。褐色矮星は、星と惑星の中間にあたる天体だ。結果は天体物理学の専門誌The Astrophysical Journalに掲載されている。
わかったこと
- 観測した37個は、温度が約2,200℃から氷点下約20℃までと幅広い。
- 大気に、水、二酸化炭素、一酸化炭素、メタンを検出した。
- 雲が薄れ、メタンの多い大気に移りつつある段階の天体があった。
- SPHERExは可視光の赤から赤外線までの102色で明るさを測る望遠鏡で、2025年3月に打ち上げられた。
主著者のザファー・ルスタムクロフ氏(カリフォルニア工科大学のIPAC)は「No two brown dwarfs are alike(同じ褐色矮星はふたつとない)」と語っている。共著者のJ・デイビー・カークパトリック氏は、今回の結果は「もっと多くの暗い世界を探る呼びかけだ」と述べた。NASAによると、さらに数千個の天体を解析中だ。
SPU的視点
同じ褐色矮星でも、温度も大気もそれぞれ違う。筋肉も同じで、同じメニューでも人によって育ち方は違う。比べるより、自分の体と向き合うことだ。宇宙をパンプアップ!
出典:NASA「NASA’s SPHEREx Telescope Sees Menagerie of Brown Dwarfs」(2026年10月8日)。
https://www.nasa.gov/missions/spherex/nasas-spherex-telescope-sees-menagerie-of-brown-dwarfs/